機械システムコース課題実習発表会
昨日の2限~3限に令和6年度地域創造工学科機械システムコースの課題実習発表会が行われました。
それぞれの班の生徒が発表した感想をまとめました。
はじめに「マルチメディアの制作」です。
学校の取り組みや魅力について生徒、保護者や地域のみなさんに発信することを目的にしました。そこで、多言語対応や、丘陵祭の英語版キャンパスマップの制作、学科紹介など学校の公式ホームページの内容を充実させていきました。
「自分の通っている学校について深く知ることができてよかったです。」「自分たちで作成した内容が自分のスマートフォンで見ることができるようになったときは嬉しかったです。」
「プログラミングは覚えておけば役に立つので忘れないようにしたい。」
「今の生活にマルチメディアは欠かせません。自分で作ってみてとても難しいと感じました。上手くいかないところもたくさんありましたが、完成した時の達成感が凄くありました。この課題研究で学んだことを将来活かしていきたい。」
続いて「エレベーターの製作」です。
「この課題研究を通してエレベーターの模型を作ることで構造や仕組みを理解できた。エレベーターの製作にあたり、インターネットで調べた結果、今回、製作した模型とは違う方式のエレベーターなどいろいろな種類があることがわかりました。」
「普段、何も考えずに乗っているエレベーターがどんな仕組みで動いているのかを知ることができて良かったです。」
「製作が難航することもあったけれど、班員と意見を出し合い、協力して作ることができてよかった。」
続いて「エンジンの研究」です。
将来、自動車に関わる進路に進む生徒たちが前向きに課題実習に取り組んでいました。
「エンジンについて自分たちの知らなかったことを知ることができたし、もっとエンジンについての興味がわきました。」
「エンジン付きの自転車を動かしたかったです。」
「見本も仮止めだけで終わってしまったので完成までもっていかせたかったです。」
続いて「アンプの製作」です。
「今回の課題研究で、オペアンプと反転増幅回路について学び、普段私たちの使っているスピーカーなどが、どのような仕組みで動いているのかを知ることができた。今回の実習を忘れないようにし、もし将来電子部品を扱う仕事に就いた時に役立てていきたい。また、そういう仕事に就かないとしても、経験と知識として、今後の人生に役立てていきたい。」
最後に「鋳造の研究」です。
「鋳造」は、金属を溶かして固める加工法です。溶かして液体にした金属を、型に流し込んで成型します。金属を液体にするという性質上、形状の自由度が高いことが鋳造の特徴です。 そのため、複雑な形状であっても作成しやすく、比較的安価に作成できる加工法です。
冷蔵庫で「型」に水を入れて氷を作った経験はありませんか。鋳造とはそのイメージです。
講評では、社会人になれば、人前で話をする機会も多いので今日の課題実習発表会は良い経験になることや1年間の課題実習をとおして学んだことや気づいたことを大切にしてほしいと指導をしていただきました。
3年2組機械システムコースのみなさん、1年間、お疲れ様でした。