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同和教育一斉授業

 毎年12月4日~12月10日が「人権週間」であることから、本日、6限に同和教育一斉授業が行われました。1年生は「同和教育入門」、2年生は「就職差別」、3年生は「結婚における差別の問題」がテーマでした。
 1年生の授業では、同和問題についての文章を読みながら、各設問について調べ、考えていきました。差別をしない、させないためには、自分の無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に気づくことや偏見をなくそうと努力すること、目の前にある差別を見て見ぬふりをしないことが大切であることを確認しました。
 2年生の授業では、就職差別についてでした。就職試験の面接で担当者から、質問された内容が適切なものは○を、差別につながるものには×で答えた後、質問に対してどのような問題点があるのか、考えていきました。差別をなくすために、一人ひとりができることを考えることや、差別を見抜く力、そして差別を許さない気持ちが大切であることを確認しました。
 3年生の授業では、結婚における差別の問題についてでした。日本国憲法の規定を確認しながら、実際にあった差別事件について考えていきました。

 「いろいろな差別が、みなさんの目の前であるとしよう。みなさんなら差別をする人間になりますか。それとも差別をなくす人間になりますか。この言葉は、人間としての生き方を示している言葉だと、私は考えます。」
 これは、「生きるⅤ」新潟県同和教育研究協議会の文章の中にある言葉です。
 大切なことは私たちの生きる姿勢であることを学びました。